[分子科学会速報18-007] 「有機固体若手の学校」のご案内

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[分子科学会速報18-007]  「有機固体若手の学校」のご案内
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速報発信者:上田顕(東京大学)


「有機固体若手の学校」のご案内

この度、2018年3月15日(木)-16日(金)に、 有機固体若手の学校を開催することになりました。
若手研究者はもちろんのこと、 学生(学部・修士・博士)の参加も歓迎しております。
興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
また、研究室内、周りの方でご興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら、
ご周知いただければ幸いです。

以下、研究会に関する情報をご案内いたします。

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- 日程 : 2018年3月15日(木)-3月16日(金)

- 場所 :  湯沢ニューオータニ (新潟県越後湯沢)

- Webページ(スケジュール等の詳細は下記Webページをご覧ください)
https://sites.google.com/view/organic-ws-2018

- 参加登録 以下のページよりご登録お願いいたします。
https://sites.google.com/view/organic-ws-2018/%E5%8F%82%E5%8A%A0%E7%9
9%BB%E9%8C%B2

- 概要
有機固体若手の学校は、主に分子性導体、すなわち電気伝導キャリアが導入
された(有機)分子によって構成された固体物質系を研究する若手研究者(4
0歳前後以下)のためのものです。
若手の学校では本分野の特徴でもあります、有機合成/物理化学/物性測定/理
論物理と多様なバックグラウンドや研究スタイルを持つメンバー間の交流・
情報交換の活性化を目的に、定期的に集まる「学校」を開いています。

今年の「有機固体若手の学校2018」では、有機物質科学で研究されている最
先端のトピックのうち、トポロジカル量子物性や電界効果トランジスタなど
に着目し、各分野において第一線でご活躍されている先生方をお招きし、そ
の分野の基礎から応用までをご講演していただく予定です。
また、原子・分子の理論的な取り扱い方についても幅広い視点から学ぶべく、
第一原理計算、モデル計算、また量子化学の視点からの取り扱い方法につ
いても、基礎からじっくりとご講演いただくようお願いしております。
学会や研究会とはひと味違った話も飛び出すのではないかと期待しておりま
す。

有機固体若手の学校では招待講演のほかに参加者によるポスター発表も予定
しており、多様なバックグランドをもつメンバー同士が交流する最適な場に
なるのではないかと思います。
学会デビューしていない大学院生の参加も大歓迎ですので、ぜひ多数のご参
加をお待ちしています。

- 招待講演者一覧(順不同)
竹延 大志 先生 (名古屋大学大学院工学研究科) 「有機デバイスの基礎から応用まで」
米澤 進吾 先生(京都大学理学研究科) 「非従来型超伝導からトポロジカル超伝導まで」
小林 晃人 先生(名古屋大学理学研究科) 「有機導体におけるトポロジカル電子物性」
原田 潤 先生(北海道大学大学院理学研究院) 「分子性強誘電体の開発と構造物性」
立川 仁典 先生(横浜市立大学生命ナノシステム科学研究科)  「第一原理多成分系分子軌道法を用いた量子化学計算」

世話人(順不同):
橋本 顕一郎 (東北大学金属材料研究所)
井口 弘章 (東北大学理学研究科)
上田 顕 (東京大学物性研究所)
佐藤 拓朗 (理化学研究所)
須田 理行 (分子科学研究所)
中 惇 (早稲田大学高等研究所)
平田 倫啓 (東北大学金属材料研究所)
松浦 弘泰 (東京大学理学研究科)
吉見 一慶 (東京大学物性研究所)
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分子科学会速報
発行:分子科学会
http://www.molsci.jp/index.html
速報投稿規程等は下記をご覧下さい。
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