[分子科学会速報17-136] 「相原理論40周年・芳香族科学の最前線」

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[分子科学会速報17-136]  「相原理論40周年・芳香族科学の最前線」
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速報発信者:河合信之輔(静岡大学)


「相原理論40周年・芳香族科学の最前線」

2017年12月9日(土)に開催いたします「東海コンファレンス 2017 in 静岡
-相原理論40周年・芳香族科学の最前線-」の御案内を申し上げます。

昨2016年は、相原惇一静岡大学名誉教授が「相原理論」をJournal of the
American Chemical Societyに発表してちょうど40年という節目でした。
この理論の登場により、1872年にケクレが提唱した芳香環の共鳴仮説以来謎
であった「芳香族性とは何か?」という問題に終止符が打たれ、「芳香族性
」という概念が明確な定義をもって使用できるようになりました。
今回、この節目を記念して「芳香族科学の最前線」と題した世界トップクラ
スの研究者によるシンポジウムを開催いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

東海コンファレンス 2017 in 静岡
-相原理論40周年・芳香族科学の最前線-
主催:日本化学会東海支部
共催:静岡大学
日時:平成29年12月9日(土) 10:45~16:40
会場:B-nest静岡市産学交流センター・静岡市中小企業支援センター
    (ペガサート6階)プレゼンテーションルーム
    JR静岡駅より徒歩約5分

プログラム
10:45~10:50
開会挨拶(静岡大学理事(研究・社会産学連携担当)/副学長 木村 雅和)
10:50~11:40 「分子ナノカーボン科学の最前線」
伊丹 健一郎(名古屋大学大学院 理学研究科 教授)
11:40~12:30 「一重項開殻性をもつ分子系の芳香族性について」
中野 雅由(大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授)
12:30~13:50 昼食
13:50~14:40 「安定ポルフィリンラジカルの化学」
大須賀 篤弘(京都大学大学院 理学研究科 教授)
14:40~15:30 「開殻性反芳香族の合成と三次元芳香族性の発現」
戸部 義人(大阪大学 産業科学研究所 招聘教授)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:40 「芳香族性とは一体なにか?」
相原 惇一(静岡大学 理学部 名誉教授)
閉会

参加費 無料 申込不要 (ただし、座席数の関係で先着150名まで)
懇親会 17:10~18:40 会費 6000円
     (準備の都合上11月15日頃までにご予約ください)
申込・問合せ先 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836
          静岡大学理学部化学科 岡林利明
E-mail:sctokab@ipc.shizuoka.ac.jp  Tel. 054-238-4768


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分子科学会速報
発行:分子科学会
http://www.molsci.jp/index.html
速報投稿規程等は下記をご覧下さい。
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